わたしたちの神奈川県

神奈川県ってどんなところだろう？
地形や産業から見て、特色のある４つの地域を1巻に収録！
人びとの生活や産業のようすを、実感できる具体的な映像で紹介します！
Part1「自然のめぐみいっぱいの三浦市」(12分）
　三浦市は、いろいろな野菜や魚がたくさんとれる、海や大地のめぐみにあふれたところです。野菜づくりに取り組む農家を訪ねて、大根づくりのようすを紹介します。12月になると、大根に傷をつけないように注意しながら、1本1本、手作業で収穫しています。また、マグロの水あげで有名な三崎港のようすや、まだいを卵から育てて海に放流したり、海の環境を守る水産技術センターでの取り組みなどを紹介します。

Part2「歴史と伝統が生きる鎌倉市」（12分）
　鎌倉彫は、武士が政治を始めたころから、鎌倉市に伝わる伝統工芸品です。鎌倉彫の工房を訪ねて、鎌倉彫がつくられるようすを紹介します。鎌倉彫は木地づくりから始まって、彫りも漆塗りも、手間と暇をかける細かい作業の連続です。ひとつひとつの作業をていねいに積み重ねて、鎌倉彫が完成するようすを通して、技と伝統を引き継ぐ人びとの努力や工夫を描きます。

Part３「水と森にかこまれた清川村」(11分）
豊かな自然にかこまれた清川村は、神奈川県の中でたったひとつの村です。土地の気候を生かしたお茶づくりや、宮ヶ瀬湖畔にある小学校を紹介しながら、豊かな自然とつきあいながらくらす人びとのようすを紹介します。また、ダムをつくったことで自然が少しでも失われないように、植林や人工の湿地ビオトープづくりなど、自然を守り育てるためのさまざまな取り組みなどを紹介します。

Part４「世界とむすびつく横浜市」(10分）
　約３６０万人が生活する横浜市は、神奈川県の中心地だけでなく、日本でも有数の大都市です。横浜港は、１年間でおよそ１万隻もの外国の船が入港する、日本を代表する貿易港です。また、世界のさまざまな都市が、横浜市の姉妹・友好都市になっていて、お互いに交流を深めています。横浜市は、こうした物や人の行き来がとてもさかんで、外国と深くむすびついている都市なのです。