ブランコ乗りとピエロ

「なあサム、立派なサーカス団にするために、君の力を貸してくれないか。」

サーカス団のリーダーのピエロは、わがままな言動が目立つブランコ乗りのサムに苦慮していた。大王に演技を見てもらうことになった日、サムは勝手に自分の出番を延長してしまい…。

自分だけがスターであると考えているブランコ乗りのサムと、サーカス団をまとめる立場にあるピエロ。２人の対立が深まったとき、ピエロはサムに声をかけます。サムの実力を認めていることと、自分にも目立ちたい気持ちがあることを伝えた上で、一緒にサーカス団を盛り上げようと言うピエロに、サムは自分の態度を反省しました。謙虚な心、寛容な心について学ぶ作品です。