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(項目/自然愛・感動する心・畏敬の念) 視力ゼロ、光覚しかない作者が、東京都の最高峰雲取山に登山したときの記録である。 登山の中で、母を苦しめた少女時代の思い出や、今家族に支えられているという実感が語られ、見えぬ目に感じたという雲取山のご来光への感動が綴られている。そこには、人として生かされ、人と共に生きる人間の姿がある。
【原作】小巻芳子