昔から語り伝えられてきた日本の民話・世界の民話を、素朴な人形劇で表現したシリーズ。
1980年~90年代に制作された名作を、DVDで復刻しました。
1巻に日本の民話3話+世界の民話2話を収録。
※2018年8月20日発売 各巻 95分~97分
北の国の山奥に住んでいる木こりの長太は、ある日、山の中で若い女を助ける。やさしい長太は女を介抱して、家に連れて帰ることにした。
※冒頭約1分をご覧いただけます
ロシアの北の果てに、貧しい年寄りの夫婦が住んでいた。庭に雪だるまを作り、洋服を着せて楽しんでいると、突然、雪だるまは人間の子どもになった。
※冒頭約1分をご覧いただけます
(1986年/20分)
貧しい木こりの長太は、蛇の化身だと知らず、山で出会った女と夫婦となる。二人の間には娘・はなやが生まれるが、女房は自分が蛇だと知られると、姿を消してしまう。ある日、母を知らないで育ったはなやは、母を探しに家を飛び出して……。
(1986年/19分)
正直者の爺さまは、ある日、落とした団子を追って穴の中にころがりこんでしまう。そこにいた地蔵さまに、爺さまが団子をあげると、鬼が置いていった宝物を渡される。それを真似て、隣の爺さまがころがりこむと……。
(1986年/20分)
「60歳を越えた老人を、山に捨てるべし」というお触れに従うことができず、父親を家にかくまっていた茂吉。しかし、その父親の知恵を借りて、隣国からきた難題のかずかずを解いてゆき……。
(ロシアの民話/1989年/19分)
老夫婦の作った雪だるまから生まれたカーヤは、美しい娘へと成長したが、どんよりと曇った日にしか外に出ようとしなかった。やがて雪が溶け、春を迎える火祭りの日に……。
(ドイツの民話/1989年/19分)
正直者のハンスは、木の精から金のがちょうをもらう。そして、さわった人がみんなくっついてしまうというそのがちょうの働きで、お城に行くこととなり……。
(1988年/18分)
大晦日、町へ笠を売りに出かけたじいさまは、ひとつも売れずにとぼとぼと帰る道すがら、六体の地蔵様に雪が降りかかっているのを見て、菅笠をかぶせてあげた。すると、その夜……。
(1987年/20分)
水神様に、子どもを授けて下さいと願いをかけた、多吉としげ。しかし、生まれてきたのはたにしの息子だった。その息子は知恵があり、やがて長者の娘と結婚することが決まり……。
(1987年/19分)
恐ろしいやまんばに捕まった、弥吉と太平の兄弟。二人は協力して、いろいろに知恵を出しあいながら、やまんばの手を逃れる。やがて二人は天に昇り、二つの星となったのだった。
(フランスの民話/1989年/19分)
ロワール国の王子は、迷いこんだ森で、不思議な城を見つける。そこは、悪い仙女ののろいで100年間眠っている美しい姫がいる城だった。
(ノルウェーの民話/1990年/19分)
お母さんとパンを作っていた少年トールは、北風に大事な小麦粉を吹きとばされてしまう。トールは北風に会いにいき、小麦粉をとばしたことを謝らせ、不思議なテーブル掛けをもらう。しかし、その帰り道で……。
(1988年/19分)
猟師の箕吉は、ある雪の夜、雪おんなに出会う。そのことを口外しないという約束で命を助けられるが、数年後のある雪の夜、雪おんなのことを思い出し、ふと妻に話したところ……。
(1988年/19分)
なまけもののじいさまとばあさまのアカから生まれた力太郎は、やがて成長して武者修行にでかける。そして、御堂っ子太郎や石コ太郎と力を合わせて化け物を退治することになり……。
(1987年/20分)
ある日、利助は、山の中で水浴びしている天女を見つけ、女房とした。日が経って、二人には三人の子が生まれたが、天女の女房は、隠されていたとび衣を見つけると天国に帰ってしまい……。
(スイスの民話/1990年/19分)
スイスの山の民であるウィリアム・テルたちは、悪代官であるゲスラーのために、いつも苦しめられていた。弓の名人であるテルは、ある日、ゲスラーに捕まった息子を解放する条件で、息子の頭に載せたリンゴを射ることになる。
(オーストリアの民話/1990年/20分)
オーストリアの山奥に住む少年カールは、ある日、病気になった旅の音楽師ペトラスを助けた。ペトラスは、そのお礼として、面白い旅の話をしてくれたり、ヴァイオリンの手ほどきをしてくれたりする。
発売元:株式会社エルディ